「おい。」


「ん？何？」


「最近やる事がないな。」


「だねぇ、お兄さんもどっか行っちゃったしね。」


「あんな奴放っておけ。」


「所であっちになんか女の人がいるんだけど」


「ん？・・・あれは！、姉貴・・・？」


「え！？この前言ってた姉貴？」


「でも髪の色とか目の色ちがくない？」


「それもそうだが・・・」


「あっ、ザインここにいた、突然アークスになるからって出て行ったけど、元気そうだね」


「やはり姉貴・・・どうしたんだ？その髪と目。」


「ああ、染めたのよ、これはカラコンね」


「そ、そうなの・・・」


「随分と落ち着いてるけど君と一緒で中二病とかじゃないの？」


「誰が中二だ！元からこういう喋り方なんだよ。まぁ姉貴はその隠れ中二病って奴だ」


「知り合いがいなければ結構表に出してるが」


「そうなんだｗ」


「あら、あなたは？」


「ああ、「俺」です。ザインと一緒にアークス活動をしてます」


「そうなの、妹がいつもご迷惑を掛けていると思うけどこれからもよろしくね。」


「はぁ、任せてください！」


「それじゃ、ザイン実はお姉ちゃんもアークスになったからこれからよろしくね」


「は！？姉貴アークスになったのか」


「それじゃキャタドラン討伐クエスト行って来るから、じゃあね」


「あ、あぁ」

-キャンプシップ入り口前-


「紅蓮の炎で焼き尽くしてやる！！」


「末期だな・・・」

「ザイン!」


「なんだ、レスティ」


「突然だが兄ちゃんはまた旅に出る事にした!」


「は?またいなくなるのかお前は」


「まぁそう言うなって!そのうち帰ってくるさ!それじゃあな!」


「まったくあのクソ兄貴、本当に自分勝手な奴だ」


「前からあんななの?」


「ああ、小さい頃からアイツはあんな感じだ、いつもアイツはいなくて俺は姉貴といつも一緒だった」


「姉貴!?姉ちゃんもいるの?」


「ああ、まあアークスになってからしばらく会ってはないが」


「((3rdキャラなんて作らないからな・・・))」


「ん?どうした?」


「い、いや!なんでもないよ!」


「?変な奴だな。」

突然去ったレスティ、そしてザインの姉ちゃんとは?続く?

「それでお前今更帰ってきて何をしに来たんだ?」


「おいおい、人聞きの悪いこと言うなぁ、ちょっと2.3年出てただけじゃないか」


「いや、もうそれだけでおかしいだろ」


「あ～、まぁ気にするなって!そういえばお前半年くらい前にアークスになったそうじゃないか!しかも結構やり手とかお兄ちゃんは鼻が高いぞ～w」


「・・・んで、それで何だ」


「いやな、妹が心配だから俺もアークスになろうと思って」


「は?」


「お兄さん、俺がいるんで大丈夫ですよ」



「それはない」


「ひどい・・・」


「ともあれお前さん今までザインの側にいてくれたんだな」


「はあ」


「俺はレスティ。これからよろしくな。」

なにはともあれレスティが仲間になった一行・・・これからどうなる!?

「おい、お前ちゃんとハンターのレベルも上げろよな」


「え～だってめんどくさいんだもん」


「ふぅ、これだから」


「まあ待ってやるからレベルは上げろよな」


「はい、なんかすんまへん」


「わかってるならいいさ」

「おいおい、女の子がなんて口の聞き方してるんだ?」


「え?」


「誰だ!?」


「そう身構えるなって、俺だよ」


「お前は・・・!?」


「兄貴!?」


「あに・・・?ええ!?なにそれ!?俺聞いてないよ!?」

続く